六等星の夜 10th Anniversary
KAT-TUNデビュー10周年、おめでとう。
私がKAT-TUNを聴くようになったきっかけは『勇気の花』という曲からでした。
好きになる前にも、やっぱりKAT-TUNは人気だったからシングルもほとんど聴いたことがあったし、ドラマもほとんど見てました。でも、特に好きとか嫌いとかいう感情もなくて。そもそもジャニオタでもなかったし。でも、仁くんが抜けた時くらいに私の中でのKAT-TUNの印象が悪くなって。そのままアニメにハマったから、曲も全く聴かなくなっていました。
それからしばらくして、いろいろ思い悩んでいた時期があって。寝れない夜に何気なく再生したウォークマンから流れてきた『勇気の花』を聴いて、たくさん泣いてエールをもらいました。勇気が出なくて焦ってばかりで、潰れかけていた私の心が救われた瞬間でした。そして、カップリングなのにこんな優しい良い曲があったんだという驚きから、少しずつ印象が変わっていきました。
私が本格的にKAT-TUNに落ちたのは、少プレで9コンのレポートを見てからです。セルフプロデュース力の高さや凝った演出に釘付けになっていました。それから見返した少プレ第二回目の『4U』を聴いて、この人たちを応援しようと思いました。
幾度となく傷ついても、その痛みを前に進む力へと昇華できるKAT-TUNは、強くて美しい。SHOCKの中にも「人は傷ついた分だけ輝ける」という台詞があります。はじめ、この言葉の意味が分からなかったけれど、彼らを見ていて少しだけ分かった気がします。
終わらない夜に願いはひとつ ”星のない空に輝く光を”
戻れない場所に捨てたものでさえ 生まれ変わって明日をきっと照らす
星屑のなかで出会えた奇跡が 人ゴミのなかに また見えなくなる
戻らない過去に泣いた夜たちに 告げるサヨナラ 明日はきっと輝けるように
Aimerさんで『六等星の夜』です。
これからのKAT-TUNが歩む道が、輝いていますように。